小沢一郎 おそるべし2009/09/17

小沢一郎氏
 民主党の政策調査会が無くなってしまった。政調会長もいなくなってしまった。与党と政府は一体として運用するそうで、政調のスタッフはみんな政府にいくのだと。
 理屈はわからないじゃないけど、いきなり廃止してしまうとは! 民主党の部門会議も廃止し、各省に政策会議をつくると。政府と与党を一元化するということは以前から言っていたから、政党としての政策機能の必要性は低くなることは想定済み。しかし議員立法の交通整理や、選挙政策のとりまとめ、外部からの問い合わせへの対応などは必要だろうから、政権が本格稼働したらスタッフを移して縮小するんだろうくらいに考えていた。与党時代の自民党にも公明党にも政策部門はあったわけだし。
 政府の運営の詳細もこれからだし、どうしましょうという話にそろそろなるんかいな、くらいに思っていたけど、いきなり廃止とは…。また野党になったら、こんどはいきなり作るんか? 取り組みの継続性とかいらないんかい? 本当にそれでいいのか大いに疑問だが、いずれにしてもすさまじい割り切りだ。
 正式な党内論議はなく小沢幹事長のツルの一声で決まったらしいけど、普通はそんなことできないよ。すげ~よ、小沢さん。社民党や国民新党にとってはカウンターパートナーがいきなりなくなってしまったわけで、困っちゃうんけど。

コメント

_ (未記入) ― 2009/09/29 09:08

読売新聞の記事でこんなのがあった。
そりゃそうだわ。
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政調廃止、与党内に不満の声
 連立与党内で、民主党が政策調査会(政調)を廃止したことが波紋を広げている。
 政府の役職に就かなかった与党議員は政策立案に関与しにくくなり、議員立法や国会での修正も、どう行うかが不明確だからだ。
 民主党政調の廃止は政権発足前日の15日の党幹部会で突然決まった。鳩山首相が切り出し、小沢幹事長が「政調会長が閣僚を兼務したら、いろんな会議に出なくてはならなくなり、忙しい」などと述べ、後押ししたという。政調会長を兼務する予定だった菅国家戦略相と岡田外相が異論を唱えたが、覆らなかった。
 政策決定の仕組みを内閣に一元化することを目指してきた民主党は、日本と同様の議院内閣制をとる英国で与党の幹事長が閣内に入る仕組みを参考に、政調会長が閣僚を兼務することで党の意見を吸い上げるやり方を検討してきた。首相も7月27日の衆院選政権公約発表の記者会見の際は「国家戦略相は政調会長的な、政策に一番精通している大臣を任じる」と述べた経緯がある。
 政調廃止を唱えた首相と小沢氏の狙いについて、党内では「菅氏の力が強まることを小沢氏が警戒したためではないか」(菅氏周辺)とする見方も出ている。ただ、「政調会長の閣僚兼務」も、「政調の廃止」も、政策立案は党でなく内閣で行うという点では同じ結果となるため、「内閣一元化」という目標達成のための経路の違いに過ぎないとの受け止め方もある。実際、小沢氏が18日に民主党会派の所属議員に配った「政府・与党一元化における政策の決定について」と題する文書には「一般行政に関する議論と決定は、政府で行う」と明記、議員立法は選挙制度などにかかわるものに限定する方針を示している。
 「政調廃止」や「議員立法の制限」に衝撃を受けたのは、政府の役職に就かなかった民主党議員たちだ。
 ある中堅は「国会対策以外に、我々の仕事がなくなってしまう」と当惑を隠さない。小沢氏の配布した文書には、政調組織の代わりに副大臣が主催する「各省政策会議」を設け、与党の意見を吸収する仕組みが盛り込まれたが、政策決定の場ではなく、「ガス抜きのためのものだろう」と懸念する声があがっている。
 連立3党の政策協議の場を求める社民、国民新両党からも、「連立政権として十分意思疎通ができているかと考えれば、必ずしもそうでない」(社民党の重野幹事長)、「我が党の政審会長が話をする相手がいない」(国民新党幹部)と不協和音が高まっている。
(2009年9月23日22時02分 読売新聞)

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