八丈島でキョンに会う2012/08/25

ここ数年、8月末頃に沖縄に家族旅行に行っていたのだが、今年はちょっと日程がタイトだったこともあって、八丈島に行くことになった。
8月22日~25日まで。沖縄まで行っちゃうとなんだかんだ行き帰りで1日分くらいの移動時間がかかっちゃうから、3泊4日だとちと辛い。八丈島は羽田から1時間かからないし、小さな島なので空港に着いた後の移動も早い。朝7時台の便で羽田を出ると、9時前に八丈島空港に着いて10時くらいには稼働できちゃう。
今回、八丈島にしたもう一つの理由はダイビングのライセンスを取ること。連れ合いと娘は、すでに東京で取っていて、僕だけライセンスがないのは何かと不便なので取っとけという感じで。八丈島はダイビングのスポットでスクールがたくさんあるし、移動時間も短いのでスクールの日程が効率的に入れられるのだ。
ネットで調べて何件か電話して結局お世話になったのは、八丈島ダイビング スズミ さん。
日程が合って、感じが良くて、自前の船を持っていて、最安ではなかったけどそこそこリーズナブルだったので。結果的に正解でしたよ。弁当もおいしかったし。
PADIのオープンウォーターという一般的なライセンスをとるには、座学と限定水域ダイブと海洋実習4ダイブが最低必要で最低3日かかる。2日間は昼間は分かれて僕だけスクールに。最後の実習は普通のダイビングと同じなので、そこだけ家族と一緒に潜らせてもらった。
この辺、ぜんぜん余裕がなくて写真もぜんぜん撮ってません。
落第しちゃうと日程的にアウトなので、必死すよ、必死。
ライセンス取得
運良くか悪くか、同じ日程の生徒は僕1人で、1対1の個人授業になった。ちょっと淋しいが、先生を独占できるのは安心感がある。スズミのインストラクターのニシジ先生は、非常にさわやかで親切な海を愛するイケメン青年なのだ。オタク風小デブ中年のワタクシと雰囲気もまったく違う。どーしてこんなに違うかなぁ。
まあ、ニシジ先生の親身の指導でどうにか予定通りにライセンスを取得できた。
ライセンス
↑これは、後で郵便で送られてきたもの。

減圧症になる可能性があるので、ダイビングした日は飛行機に乗っちゃいけないことになっていて、最終日は陸上のみ。
八丈富士登山中
とりあえず、八丈富士に登山。
ひょっこりひょうたん島のモデルとも言われる、ひょうたん型をした八丈島。北西側の西山は別名「八丈富士」とも呼ばれている円錐状の複式休火山だ。標高854メートルほどだが、伊豆七島中で最も高い山とのこと。
八丈富士山頂近く
7合目まで車での上れるのでタクシーで登山口まで行く。ここから高低差300メートルの階段約1280段を約1時間かけて登る。火口は直径400メートルほどで、小一時間もあれば回れそうだけど、キリがかかっていて景色もぜんぜん見えないし、風も強いので20分ほどの頂上付近まで行って引き返す。
八丈富士下山後
登山口のあたりまで戻ると雲はあるけど、いい天気できれいな海が見える。
七合目あたりを周回している鉢巻き道路を歩いて、「ふれあい牧場」へ向かう。
八丈富士ふれあい牧場
一応最近のおきまり、放射線測定。都内よりすっと低いです。
牛にちょっかいを出して、ソフトクリームを食った子どもは大喜び。
八丈富士ふれあい牧場展望台
歩くのは少し辛い距離なのでタクシーを呼んで空港へ。
八丈島は飲食店やお店が散在していて、何となく行けばいいような盛り場がなくて、目的を決めて向かわないうろうろしてしまう。最終日だけはレンタカーを借りたかったのだが、予約してなかったので借りられなかったのだ。
八丈植物公園
空港で食事をしてから八丈植物公園へ歩く。
なぜか「きょん」は植物公園にいるらしい。熱くて死にそうになりながら到着。
八丈島のキョン
最近流行の「光るキノコ」やら熱帯植物やら見て、うろうろしてようやく「きょん」に会うことが出来た。
僕らの世代は「ガキデカ」を見て育っているので、八丈島と言えばまずは「八丈島のきょん!」なのだ。まあようは小さめの鹿だな。犬ぐらいの大きさでかわいいが、わざわざ見に来るほどでもない感じだ。
これで空港帰って3泊4日の八丈島旅行終わり。無事に飛行機で帰りましたとさ。