ナターシャ・グジーさんと弓道場2011/07/18

 7月18日にツリーハウス村のヤスエさんが「楽園」の近くに作った弓道場のオープニングとのことだったので、様子を見に河口湖に行ってきた。娘と、娘の友達が付いてきた。夜は行くだけでサッサと寝て、午前中に多少は作業をして、弓道場でバーベキューに参加して、帰る予定で。
 17日の夕方に着くと、ちょうど7時からナターシャ・グジーさんのミニコンサートをするということだったので、参加させてもらうことに。「森と湖の楽園」では東日本大震災で被災した福島の子どもたちを受け入れていて、みんなでキャンプ生活をしているのだけど、この「キャンプ・キッズ」たちを元気づけるために企画されたものだ。
 ナターシャ・グジーさんはウクライナ生まれの歌手、パンドゥーラ奏者。チェルノブイリ原発から3・5キロのプリピャチ市に住み、6歳の時にチェルノブイリ原発事故で被ばく。避難生活で各地を転々として、キエフ市に移住した経験を持つ。2000年から日本で本格的な音楽活動を開始し、チェルノブイリ事故の実情と被災地の子どもたちの救済を訴えてきた。
ナターシャ・グジーさん
 1時間ほどのコンサートだったが、60本以上も弦があるバンドゥーラが紡ぎ出す独特の音色と、ナターシャさんの透明な歌声、チェルノブイリ事故後の生々しい体験に聞き入る。うちのガキどもには猫に小判、豚に真珠で、暑いとか、のど渇いたとか、遊びに行こうとかうるさいので4曲目位で放逐してしまったが。
 その後は、温泉に行き、ファミレスで食事をして、就寝したら11時近く。ツリーハウスの中で寝袋で寝た子どもたちは、2時頃に起き出してキャーキャー騒ぎ出す。ハンモックで寝るとか言って寝床をチェンジ。僕がうつらうつらしている間もずっと起きていたようで、4時頃から腹減ったとか、起きて遊ぼうとか、騒ぎ出す。ついには隣のツリーハウスの人から、少し静かにしてくれと怒られて大恐縮。4時とか5時からぎゃぎゃー騒ぐんじゃねよ。<BR>
ハンモックから
 結局、子どもたちはそのまま起きてしまったので、僕はしばらくハンモックでのんびり。河口湖は昼は都内と変わらない暑さだけど、朝方は結構冷え込む。
ブランコにのる
 朝食はレトルトのカレーとご飯で済ませる。加熱するだけで料理とはいえないが、薪を拾い集めて火を起こすところから始めるので、実は結構時間がかかるんだわ。結局、遊び相手で作業など何も出来ないうちに午前中終了。
弓道場から
 ヤスエさんの弓道場は「楽園」のすぐそばだが、道がないので車で5~6分ぐるりと回り込まないと行けない。本当のなにもない山林に、木を切って平地を作って、弓道場一式が整備されている。すげーよ。ヤスエさんは温厚で物静かな紳士然とした人なんだけど、いつの間にかこんな力業で弓道場を作っちゃうなんてすごい。ツリーハウスも、いつまでたっても完成に至らない僕らのとこと違って、てきぱき立派なヤツを作られたのだが、とにかくすごいよ。
弓道場
 ということで、バーベキューをごちそうになる。
 弓も少しやらせてもらったけど、なかなか奥が深い感じ。年をとっても出来そうなスポーツだし、精神修養にもなりそうだ。
 ヒロさんやハギさんたちも開墾の作業後に合流する予定だったが、結局、来れないようなので3時過ぎで引き上げた。連休最終日の大渋滞も予定されたので、サッサと帰った次第。

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