普天間基地はいらない 1・30全国集会にて2010/01/30

1・30集会デモの先頭
 大きな集会に参加したときは、僕はだいたいデモ出発地点に先回りして、デモが出て行くのを眺めている。雑多な市民の隊列とか、政党の隊列はたいていデモの先頭になるので、普通に真っ先に出てしまうと、参加者の全体像がつかめなくなっちゃうんだよね。
 旧総評・社会党系の運動は複雑で非常に分かりづらいんだけど、デモの隊列を一通り見ると結構いろいろ分かるのです。同じ組合の動員でもタテで来てるのかヨコで来てるのか、別の枠組みで来てるのか、会場の旗を見ただけでは分からない。産別(タテ)としては平和運動にまったく関心を失ってしまったと思われる組合が地域共闘(ヨコ)の枠組みで参加してたり、タテの動員で来てるのかと思った単組がなぜか政党の隊列にいたりとか、割と興味深いのです。
 最後まで見届けられるといいんだけど、、今回のように非常に規模が大きい場合は隊列が長くて出るのにすごく時間がかかって、先頭に戻れなくなってしまう。と、いうことで、概ね様子が分かったくらいで、早足で追いかけていったわけです。

 人を見つけては雑談しながら、先頭方向に戻っていったら、重野幹事長が一般参加者のようにふつーに歩いてるんだわ。そんで、幹事長に言ってデモ隊の最先頭に移ってもらった。せっかくいるんなら、先頭の横断幕を持ってもらった方が画になるでしょう。
 ところが、シュプレヒコールが始まったら「アメリカは沖縄から出て行け~」とか「日米安保フンサーイ」とかなってるんだなー。こりゃ重野さんだけ言わんわけにはいかんなー。と思ったらぞろぞろ報道がやってきて、重野さんのシュプレヒコールをうつしてるんだわ。うーん。これをおもしろおかしく使われたらやだなー。
 もちろん社民党は直ちにすべての米軍に沖縄から出て行けと言っているわけではないし、日米安保を粉砕するという政策でもありません。幹事長もそんなことは百も承知でしょうが、まあああいう場所にいてしまえばしょうがないよなー。そこまで考えませんでした。すいません。って感じす。

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