いよいよ総選挙2009/08/18

 今日は総選挙の公示日。

 総務省への届出の係は7時半に本部に集合して総務省へ。8時半から受付開始でくじ引きの順に手続をする。順番が早ければ早く手続を済ませてブツを持って9時頃には帰ってこれるが、順番が後の方だと11時近くになる場合もある。前に段取りの悪い新しい党なんかがいると最悪だ。

 僕は発送担当で8時半集合。総務省からもらってきたブツの担当部分を各県毎に分けて、発送の準備をする。

 ブツというのは
 ①比例事務所表札(各ブロック内の都道府県毎1枚)
 ②ポスター証紙(各ブロック内で500枚×名簿搭載者数)
 ③自動車・拡声機表示板(各ブロックに1枚)
 ④政党等演説会看板用証票(各ブロックに8枚)
 ⑤標旗(各ブロックに比例定数と同じ枚数)

 これを各県ごとに分けて届けるわけ。
 公営物資、俗にいう「選挙の七つ道具」ってものだが、中央で扱うのは「比例代表選出議員の選挙」の「名簿届出政党」用なので、各都道府県選管で手続する「小選挙区選出議員の選挙」の「候補者届出政党」・「候補者」用のもとの少し内容が違う。腕章とかが無いんだね。

 候補者選対のいわゆる「七つ道具」は、①選挙事務所の標札、②選挙運動用自動車・船舶表示板、③選挙運動用拡声機表示板、④自動車・船舶乗車船用腕章、⑤街頭演説用標旗、⑥街頭演説用腕章、⑦個人演説会用立札等の表示、など。これ以外にも、新聞広告掲載証明書とか、候補者には選挙郵便物差出票、ビラの証紙、候補者旅客運賃後払証とかいろいろもらってくる。

 こういうのが無いと、事務所の看板も出せないし、宣伝カーも走らせられないし、街頭演説も出来ないので、一刻も早く選対に届けなくちゃならない。近県は選対の人が取りに来るし、遠方の県は飛行機便で送って空港で受け取ってもらって、なんとか昼過ぎくらいにはとどけるわけです。結局、それほど遅くなることもなく、なんとか送り出して一安心。11時くらいには作業の部隊は解散。

 いよいよ選挙戦のはじまり。小選挙区に1134人、比例代表に235人(重複除く)の計1369人が立候補する。

合計 小選挙区(定数300) 比例区(定数180) 比例単独(内数) 選挙前
自民
326
289
306
(37)
300
民主
330
271
327
(59)
115
公明
51
8
43
(43)
31
共産
171
152
79
(19)
9
社民
37
31
37
(6)
7
国民
18
9
18
(9)
4
みんな
15
14
14
(1)
4
改革
1
1
1
(0)
1
大地
4
0
4
(4)
1
日本
8
2
8
(6)
0
諸派
342
291
51
(51)
0
無所属
66
66
-
-
6
1369
1134
888
(235)
478

 前回の立候補者は1131人で大きく増えた。民主党は比例単独が過去最高の59人、自民党は過去最少の37人。共産党は小選挙区の候補者を大きく絞り込んだ。
 全ブロックに候補者を擁立したのは自民、民主、公明、共産、社民、幸福実現党の6党。