ライブドアから配当! ― 2009/07/16

ライブドア・ホールディングから08年度期末配当金領収証が送られてきた。住所変更したため、受け取りが少し遅くなったんだな。
それにしても1株あたり配当6500円はスゴイよ。09年3月期連結決算で576億円の税引後赤字を計上しながら、純資産約1200億円の半分以上に当たる680億円を配当に当てちゃうわけだから、企業の存続を前提とした通常の配当とはとてもいえない。
2006年4月の上場廃止当時、100円弱程度で推移していたライブドアの株を話のネタのつもりで単位株100株買ったのだが、これが後に株式併合で1株になって、それを何となくそのままにしてあった。まあ上場廃止だから(市場で)売ることができなかったんだけど。
完全に忘れていたけど、6500円もらって思い出したわ。9000円程度の投資で6500円のリターンとは悪くないよ。もっと買っておけばよかった。いつの間にか忘れられてたけど、なんだかんだがんばっていたんだ、ライブドア。ホリエモンも宇宙の雑誌を編集したり、「新資本論」とかいうゼニの本を出版したり、そろり活動しているようだけど、ホリエモン全盛の小泉・竹中時代から時代が一回転したって感じもします。ありがとうライブドア、がんばってまた配当してください。
それにしても1株あたり配当6500円はスゴイよ。09年3月期連結決算で576億円の税引後赤字を計上しながら、純資産約1200億円の半分以上に当たる680億円を配当に当てちゃうわけだから、企業の存続を前提とした通常の配当とはとてもいえない。
2006年4月の上場廃止当時、100円弱程度で推移していたライブドアの株を話のネタのつもりで単位株100株買ったのだが、これが後に株式併合で1株になって、それを何となくそのままにしてあった。まあ上場廃止だから(市場で)売ることができなかったんだけど。
完全に忘れていたけど、6500円もらって思い出したわ。9000円程度の投資で6500円のリターンとは悪くないよ。もっと買っておけばよかった。いつの間にか忘れられてたけど、なんだかんだがんばっていたんだ、ライブドア。ホリエモンも宇宙の雑誌を編集したり、「新資本論」とかいうゼニの本を出版したり、そろり活動しているようだけど、ホリエモン全盛の小泉・竹中時代から時代が一回転したって感じもします。ありがとうライブドア、がんばってまた配当してください。
「密約」と非核三原則の危機 ― 2009/07/16

民主党の鳩山由紀夫代表は7月15日、都内で記者団に対し、政府の非核三原則(核兵器を作らず、持たず、持ち込ませず)のうちの「持ち込ませず」について、民主党政権が実現した場合の将来的課題として、米国側と見直しを含め協議する考えを示したと伝えられた。
鳩山氏は非核三原則について、「現時点では米国が核を搭載した船を日本に寄港させる意味がなくなっている。非核三原則は現実に守られている」との認識を示したうえ、将来的な見直しについて「北朝鮮の脅威の問題や米国の核抑止力をどう考えるかの議論はあってしかるべきだ」と指摘した。「将来を見据えて考えれば日米間で徹底的に、オープンに議論し、結論を出せばいい」、「密約」問題について「政権をとったら(密約)文書の所在を明らかにしたい。その中で結論を出したい」とも述べた。
自民党の山崎拓元副総裁も7月10日、北朝鮮の核の脅威に備えるため、核搭載の米艦船の日本寄港を認めるため「持ち込ませず」を見直すことを提唱している。
いよいよ、おそれていた事態がやって来たのかも知れない。
「密約」問題を明らかにするということは、「非核三原則」という建前と、「非核二原則」にしか過ぎなかった現実の矛盾を暴くということだから、真相が明らかになった後は、どちらかを変えるということになるのはある意味当然だろう。
非核三原則は実は建前に過ぎなかったことを明らかにした上で、今後は実質として守っていこうという議論になるのが一番よいのだが、これには、守ることの出来ない「原則」であれば「原則」の方を変えてしまうという方向に向かうリスクを伴うことを覚悟しなくてはならない。それでも私は、「非核三原則」を、密約し、ゴマカシながら建前としてだけ護持し続けるよりは、非核三原則が崩されるリスクを負ってでも事実に基づいた議論をするべきだと思っている。
万一、非核三原則が崩されるようなことになったら、少なくとも佐藤栄作元首相のノーベル平和賞は返上せざるをえないだろう。
鳩山氏は非核三原則について、「現時点では米国が核を搭載した船を日本に寄港させる意味がなくなっている。非核三原則は現実に守られている」との認識を示したうえ、将来的な見直しについて「北朝鮮の脅威の問題や米国の核抑止力をどう考えるかの議論はあってしかるべきだ」と指摘した。「将来を見据えて考えれば日米間で徹底的に、オープンに議論し、結論を出せばいい」、「密約」問題について「政権をとったら(密約)文書の所在を明らかにしたい。その中で結論を出したい」とも述べた。
自民党の山崎拓元副総裁も7月10日、北朝鮮の核の脅威に備えるため、核搭載の米艦船の日本寄港を認めるため「持ち込ませず」を見直すことを提唱している。
いよいよ、おそれていた事態がやって来たのかも知れない。
「密約」問題を明らかにするということは、「非核三原則」という建前と、「非核二原則」にしか過ぎなかった現実の矛盾を暴くということだから、真相が明らかになった後は、どちらかを変えるということになるのはある意味当然だろう。
非核三原則は実は建前に過ぎなかったことを明らかにした上で、今後は実質として守っていこうという議論になるのが一番よいのだが、これには、守ることの出来ない「原則」であれば「原則」の方を変えてしまうという方向に向かうリスクを伴うことを覚悟しなくてはならない。それでも私は、「非核三原則」を、密約し、ゴマカシながら建前としてだけ護持し続けるよりは、非核三原則が崩されるリスクを負ってでも事実に基づいた議論をするべきだと思っている。
万一、非核三原則が崩されるようなことになったら、少なくとも佐藤栄作元首相のノーベル平和賞は返上せざるをえないだろう。
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